「無料パワー」はやはり強い!

皆さんはネットで買い物はしますか?そりゃしますよね。10年前までは、ネットでクレジットカードを使うことに抵抗があり、躊躇していた人も多かったと思いますが、今ではネットショッピングをしたことが無い人を探す方が難しいですよね。嗜好品から生活雑貨や食料まで、なんでもネットで買えちゃうんでとても便利ですし。

年々、ネットショッピング利用者が増えると、必然的にネット販売に乗り出す会社が増え、ネット上に商品が溢れ、みんな安いところから買い、価格競争に陥るという、立場によって良し悪しな状況になっていますね。

買う側にとっては安いに越したことはなく、困ることといえば、情報がありすぎて、どこが一番安いのかを探すのが面倒なぐらいでしょうか。売る側としては、ネットという新しいチャネルが増えたものの、やはり価格競争をしないわけにもいかず、上手くやらないと利益が出ないという方も多いのではないでしょうか。

価格競争になると、大資本や独占販売でもない限り、生き残っていくのは難しいですよね。ただ、そんな中でも、大手ショッピングサイト、自社サイト、LP、リスティングなど、ネットを「上手く活用」して利益を上げている会社も多いのです。

前置きが長くなりましたが、このネットを「上手く活用」するということに関して、今回は「無料パワー」について書きたいと思います。

みなさんもネットに限らず「無料」という言葉をあちこちで見ますよね。送料無料、大盛無料、ご飯味噌汁お替り無料、金利手数料無料・・・・最近(もう昔?)では1個買うと2個目無料なんてものまでありますよね。これについては、「最初から半額にすりゃいいんじゃね?」と誰しも1度は思ったことがあると思いますが、これも、絶対的な金額よりも、「半額」という言葉よりも、「無料」という言葉を使いたかったのでしょう。

それはなぜか。心理学的に、人間は「無料」という言葉に惹かれるから、というわけです。

ある有名な実験にこんなものがあります。
※実験での通貨単位は「セント」ですが、分かりやすくするため「円」にします

高級チョコレート:15円(定価の半額)
安いチョコレート:1円

どちらを選びますかという実験で、この場合、4人のウチ3人が高級チョコレートを選びました。
今度は、

高級チョコレート:14円
安いチョコレート:0円(無料)

としたところ、3人のうち2人が安いチョコレートを選んだのだそう。

ツッコミどころとしては、何で4分の3と3分の2なんだとか、これは「半額パワー」じゃねーかとか、2回目の高級チョコレートにも「(定価の半額)」という記載があったらどうだったのかなど、試したいことは多々ありますが、重要な点は、両方とも「価格差が14円」にも関わらず、0円と1円の差で14円払うかどうかが「言葉」で変わってくるということなのです。

この実験はあくまで「無料パワー」を証明する実験ですが、「半額」という言葉も十分に影響力があるということです。

こういった心理学的なことをWEBに取り入れ、成功している会社は沢山あるということですね。