「ユーザー心理」をとらえて、コンバージョンアップを目指す

WEBサイトからの問合せ、資料請求、商品購入などのコンバージョンをアップさせるには、まず「入口」と「出口」の強化が先決です。「入口」とは、WEBサイトに訪れる人を増やすことで、SEO対策、リスティング広告やディスプレイ広告などが「入口」の強化です。

一方、「出口」とは、広い意味で言うと、WEBサイトの閲覧をやめてしまった最後のページ(離脱ページ)になりますが、ここでは、コンバージョンに直結する問合せフォーム(資料請求、商品購入などを含む)を指すこととします。「出口」の強化では、最近では当たり前となっているEFO、Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)を行うことで、意外と多い入力フォームでの離脱を、ある程度防ぐことができます。

一般的に、「入口」と「出口」の強化はどのWEBサイトでも共通することなので、ネット上にはこれらの対策が山ほどありますが、「入口」から「出口」までのシナリオは、WEBサイトごとに異なるため、この「入口」から「出口」まで進んでくれるユーザーを増やすための対策が、情報も少なく最も難しいでしょう。

せっかく「入口」へ訪れてくれたのに、そのページだけ見て離脱(直帰)してしまう場合や、数ページは閲覧したもののコンバージョン(出口)までには至らない場合など、がこれに該当しますが、「ユーザー心理」をとらえた工夫を離脱ページにすることで、ページ回遊率が増え、結果、出口まで到達する確率も増えることになります。

このユーザー心理、User Psychology(ユーザーサイコロジー)は、前回書いたUI/UXにも大きく関連し、ユーザー心理を「UP」として、「UI/UP/UXデザイン」としても良いぐらいです。

○UI/UXデザイン、その「目的」で手法は異なる

使いやすいUI、デザイン性が高いUIは当然のように大切ですが、WEBサイトに「出口」というコンバージョンを設けるならば、このUP、ユーザー心理をとらえることは非常に重要になります。

また、このユーザー心理をとらえたUI作成は、作成側にもメリットがあります。使いやすさやデザイン性というのは人それぞれで、開発段階におけるクライアントとのデザイン出しの際、いくらデザイナーが良いものを作っても、クライアントがノーと言ったら通りません。

なぜこのデザインにしたのか、なぜこのUIにしたのかを説明することは大前提ですが、この説明の中に「ユーザー心理」をとらえた結果、こうなったという説明があるかどうかでは、説得力に大きな違いが出てきます。「ユーザー心理」をとらえるためには、「一般的に実証済み」のマーケティング手法を取り入れることが多く、このため説得力が増すのです。

このユーザー心理は、タイトル、パッと見の印象、色、キャッチコピー、文章、ボタンなどなど、すべての箇所に効果があり、具体的な例を書くと、これだけで1つの記事になってしまいますので、また別の機会にご紹介したいと思います。